ある本から

『仲間にありがとう』僕の働いている美容室の近くに、専門学校時代の同級生の女の子が働いていました。
もちろん、その子も超元気な美容師です。
チラシ配りの時は話をしたり、家に帰ってからは、お互いを励ましあったりしていました。
けど、その彼女とある日から連絡がとれなくなりました…。
三ヶ月くらいした時に、久々に彼女から連絡がきて、少し前から入院しているとの事でした。
いつも本当に、笑顔で元気な彼女とは違い、落ち込んでいる様子でした。
毎日のように、メールをして励まして、会いに行こうとすると、断られたりしました。
今の姿を見てほしくなかったそうです。
彼女が入院して半年経ち、僕の誕生日の時、彼女から連絡がきて
「最高な一年を過ごしてね。美容師としてお客様を幸せにしてね。うらやましいぞ!」
というメールを送ってくれました。
それが彼女からの最後の連絡になりました。
最後の最後まで、友達の事に、心配りができる子が、なんで……っていう感じでした。
お通夜の日、彼女のお母さんから
「あの子は本当に美容の仕事が好きで、いつでも復帰できるように、ハサミをにぎっていたわ。薬の副作用で痛いはずなのにね。」
と聞かされた時、本当に自分が情けなく感じました。
少しの事で「やめたい。」「しんどい。」と思っていた事が。
彼女は入院中、毎日絵日記を書いていて、その中には「病気になって気づいた、健康である事の幸せさ。
「私の体、もう少し頑張ってね」
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん、本当に感謝。」「友達がいる事は大切。」
「私の夢は元気になって、もう一度美容師になること。絶対叶う。」
涙がとまりませんでした。
自分が当たり前に過ごしている日が、彼女にしては当たり前ではなく、夢だったのです。
今僕はどんな事があっても、絶対に逃げたり、辞めたいとは思いません。
やりたい事があっても、世の中出来ない人も、いるんです。
その事に気づかせてもらい、「感謝の気持ち」「プラス思考」「諦めない事」「楽しむ力」をくれたのは、彼女でした。
本当にありがとう。あなたにあえて、本当に幸せです。
これからも、僕と彼女の夢である、美容師をつづけ、お客様を幸せにしていきます。
最高の仲間に「ありがとう」
なまら
きてます!
俺も、こんなに愛されてるお店つくちゃったから
同じ想いです。
感謝・合掌 辰

12 comments

  1. はら☆DA より:

    明日髪切りに行こうと思いまして、超~久しぶりにブログを見てみたら・・・!!
    なまらきました!!
    危うく泣きそうになりましたよ 笑
    まじめな話は苦手なので簡潔にまとめますと、もうちょっとまじめに生きていこうと思いました。
    あ、ズラズラーっと過去のブログを見てみたら、こばの宇宙ネタが気になりました。俺も宇宙大好きっ子なので、宇宙大好き党に入れてねw
    明日は、いつもどおり迷惑と思いつつも6時過ぎに行きます 笑
    つか、予約すればいいんですけどね~、飲み屋とゴルフ以外予約はしない主義なのです。車止める場所がなかったらスルーして来週行きます♪

  2. 町車 より:

    マスターお仕事お疲れさまでした。うまく自分の気持ちを伝えることができませんが、1日1日を大切に過ごし、当たり前に1日過ごせたことに感謝できる人間になりたいです。
    なにげなく過ごした1日が、誰かにとっては必死に生きたかった1日なんですね。
    「感謝」の気持ちを教えて頂いたマスターに「感謝!!」です。
    関係ない話ですが、最近寝れないのでこれから録画しておいた
    「すべらない話」を観ます・・・・。
    明日仕事なんだけど・・・・トホホ

  3. うっさい田口 より:

    世の中って、『明日があるから、今日やり残したことは、明日でもい~や~』って考えてる人達がいっぱいいますよね…………。
    でも、本当にそうかな…………?
    そうじゃないと思う。
    だって、明日のことなんて、誰にもわからない。
    自分が今から何年後の何月何日に死ぬってわかっていたら『明日でもい~や』なんて考えるだろうか…。
    仮にそうだったとしても、やり残したことが沢山あれば、その時の後悔も大きい…。
    『後悔したくないから、今できることをやってみる』って思うことが大切だと思うなぁ…。
    今から書くことは、昔オイラが経験した実話…。
    オイラがまだ22の時、当時付き合いはじめたばかりの彼女がいました。
    職業は看護婦。仕事柄なかなか会う時間が作れませんでしたが、仲良く過ごしてました。
    当時は携帯はまだ普及してなく、連絡手段はポケベル。
    付き合いだして何ヶ月がたった頃、急に彼女と連絡が取れなくなった。
    それから1ヶ月ほどたった頃、彼女の兄貴から連絡がきて『○○病院にすぐこい』と言われました。『なんで?』と聞いても『いいから、早くこい』と…。
    訳がわからず病院に行くと、そこには息をしてない彼女が寝ていました。病名は『激症肝炎』
    肝炎が激症化し、心臓発作を併発したそうです。病院はオイラと付き合いだした時にはすでに発症していました。
    彼女は自分が看護婦だった為、症状からすぐ病名がわかっていたそうです。
    その為、あまり病院には行かず、やりたい事をして楽しんでいたそうです。
    彼女と最後に行った場所はディズニーランドで、そのとき彼女は『今日、絶対に行きたい!』としつこく迫られ、そのときオイラは『別に明日でもいいぢゃん…』なんて口にしてました。
    そのことを思い出し、二度と目覚めない彼女を見て………。
    泣きました。大泣きしました。
    兄貴は『絶対に言うな』と口止めされていたそうです。
    それからオイラは『明日でもい~や』という考えは捨てました。
    『明日がある』って勝手に考えたり、やりたい事を『無理だ』と決めつけ、なんとなく毎日を惰性で生きることは、そうじゃない人達、やりたくてもできない人達に対して失礼だと思ったからです。
    オイラは今、世間的に見れば『無理だよ』と思われるような事にチャレンジしてますが、頑張ってます!!!
    そして、いつか『やった~!!!!』と嬉し泣きしたいんです。
    だから、絶対に諦めません!!!
    長文失礼しました

  4. しょうへい より:

    すごくこの話し感動しました。
    今の自分には特にジーンときました!!
    なんて言って良いかわかんないけど、やっぱ人生楽しんで、必死に生きないと、と前向きな気持ちになりました!
    人生楽しい事ばかりじゃないけど考え方によってはそれも楽しく思えるのかも…

  5. とも より:

    すごい。
    今の自分が存在できていることに
    ありがとう。。。ああぁりがとぉー。です。

  6. いな より:

    生きるって
    それだけで
    奇跡ですよね

  7. マスター より:

    はら☆DAさん♪
    予告通りの御来店
    ありがとーございマスター\(^o^)/
    長時間お待たせして
    スイマセンでした(>_<)
    感謝・合掌 辰

  8. マスター より:

    町車さん♪
    俺も感謝です(^_^)v
    感謝・合掌 辰

  9. マスター より:

    田口さん♪
    辛かった過去話し
    ありがとうm(__)m
    その方のぶんまで
    幸せになりましょうね(^_^)v
    感謝・合掌 辰

  10. マスター より:

    しょうへい♪
    その通り!
    前向きなしょうへいへいが俺は、好きだぞ(^u^)
    感謝・合掌 辰

  11. マスター より:

    ともチャン♪
    そだね(^u^)
    全てに、ありがとうだね(^u^)
    感謝・合掌 辰

  12. マスター より:

    いなさん♪
    俺達は、生かされてる
    だと思いマスター(>_<)
    感謝・合掌 辰

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